GLC通信2025年夏号
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※※掛金拠出時運用中受け取り時教育・住宅資金など途中で引き出す予定の資金が多い専業主婦など所得がなくイデコの掛金の効果がない元本確保での運用にこだわらない老後資金以外の目的で運用したい退職金や公的年金が多くイデコの受給時は非課税枠が小さい50歳・年収500万円・月2万円で60歳まで10年間拠出した場合拠出額:2万×12ヵ月×10年=240万円運用利回り3%で運用し運用結果=約275万円とにかく老後資金を貯めたい所得税率が高く掛金の節税効果がほしい投資が怖い、できるだけ元本確保型の運用で節税効果だけ受けたいいつでも引き出せると浪費してしまう退職金や公的年金が少ない一時金:退職所得控…275万ー(40万×10年)×1/2=0円 年金:公的年金等控除65歳未満10年受け取り…27.5万円ー60万=0円(所得税10%+住民税10%)利益すべて非課税20あなたは、iDeCoに向いています!iDeCo・新NISAどっちがいい?iDeCo、新NISA私にはどっちが向いている?あなたは、新NISAに向いています!節税効果新NISA0円0円所得税や住民税の負担が軽減されるため、iDeCoの節税効果は新NISAよりも高いのが特徴です。迷ったらまず新NISAから気軽にはじめてみる!iDeCoは、原則60歳まで途中で引き出しできません。60歳前に途中で引き出しするかも…。と迷っている人は、いつでも引き出せる新NISAで運用してみましょう。まとめiDeCoは50代から始めても遅くはありません。制度も拡充され65歳まで非課税で積立投資でき、最長75歳まで受け取りを遅らせて、非課税運用できるようになりました。今後はさらに掛金上限額が増え、非課税で積立投資できる期間も5年延びて70歳未満と大きく拡充されることがあげられます。投資には元本保証がありません。将来のお金が足りている場合は、リスクの高い金融商品に投資をして、お金を増やす必要はありませんが、インフレ率(日本銀行の経済・物価情勢の展望では2025〜2026年度は概ね2%)と同等より少し上回る程度の利回り目標で、今ある大切な金融資産を守りながら増やす運用を心がけてください。身近だけれど今さら聞けないお金に関する、みなさんの不安や疑問を解消し、運用方法など役立つ情報をお届けしますiDeCo48万円240万×=48万円約7万円35万円×20%=7万円0円

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